夏の体調管理

 厳しい暑さもだんだん和らいでくる季節になってきましたが、まだまだ暑い日が続きますね

冷たいものを摂りすぎたり、エアコンによる冷えなどでお腹をこわしている方はいませんか?

今回は下痢になった時の対処法についてご紹介します

 

1.十分な水分補給オーエスワン

 下痢をしているときは、体内の水分と電解質(特にナトリウムとカリウム)

失われますので、できれば経口補水液やスポーツドリンクなどでの水分補給が適しています。

2.消化の良い炭水化物を摂る

 おかゆやうどん、みそ汁や野菜スープ、脂肪分の少ないアイスクリームなど消化吸収の良いものを、体調の悪い時などは少しずつでも良いので摂るようにしましょう。

 

3.油っこいもの香辛料の強いもの牛乳カフェイン・アルコール類などはおなかに刺激を与えるので控えましょう。ソルビトール・キシリトールが含まれる食品やサプリメントなども控えてください。

 

4.止瀉薬の服用 市販の止瀉薬には大きく3つのタイプに分かれます。

 過剰な大腸のぜん動運動を抑えて正常化させる・・・主成分:木クレオソール

  感染性下痢の原因となるウイルス・菌を腸内に留めないため、

  下痢時に受診までの応急処置として。

 腸への刺激をおさえる・・・主成分:ロペラミド、ロートエキス

  活発化した腸のぜん動運動を抑制させる作用がある。

  外出先での応急処置として

 (食あたり・水あたり・感染性下痢には推奨できない)                

 整腸薬・・・主成分:生菌(ビフィズス菌・フェカリス菌など)

  腸内で酢酸や乳酸を産出し腸ぜん動運動を促進させて、

  腸内フローラを改善させる(下痢症状改善後の服用を推奨)

それぞれの症状に合った止瀉薬を服用することが大切です薬局薬剤師にお気軽にご相談ください💊。