暖かくなってきてからのスキンケア

 

 日頃よりドレミ調剤薬局をご愛顧いただきましてありがとうございます

 

 少しずつ汗ばむ季節が近づき,保湿の必要性や肌トラブルに悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか.

おでこや鼻はべたつき,頬や目元は乾燥しがち

そういった方々におすすめのスキンケア商品をご紹介したいと思います

 

「保湿剤」とは?

 

 そもそも「保湿剤」とは何かご存知でしょうか?

一般的に「保湿剤」と聞けば「保湿効果がある商品」というイメージを持たれると思います

保湿効果がある商品とは,

 ・皮膚に水分を取り込み,乾燥を防ぐ

 ・皮膚に膜を張り,水分が逃げるのを防ぐ ものを指します.

 

このように,保湿剤にも種類があるため自分に合った商品を選ぶことが大切です

 

 保湿剤の種類と特徴

 

 保湿剤の種類は大きく分けると3種類あります

  ヘパリン類似物質含有製剤

   特徴:水分保持作用,血行促進作用,抗炎症作用

 ヘパリン類似物質には吸湿して角質に水分を付与する作用があるため,保湿効果が持続しやすいといった特徴があります.

 副作用も少ないため,小さなお子様からご年配の方まで幅広くお使いいただけます

 尿素製剤

   特徴:水分保持作用,角質融解作用,皮膚バリア機能が低下しているお肌には刺激を感じることがある

  尿素製剤は古い角質を除去し,皮膚を柔らかくしてくれます.そのため,敏感になったお肌には刺激を感じることもあります。少しでも違和感を感じたら使用を控えるなど,ご自身の調子に合わせて使用しましょう

 ワセリン

   特徴:被覆性が高い,低刺激,べたつきやすい

  ワセリンは石油から精製され,皮膚に膜を張ることで水分の蒸発を防ぎます.

  刺激もほぼないため,赤ちゃんでもお使いいただけます.ただし,べたつきを感じやすいためご自身の好みの商品を選びましょう

 

保湿剤を塗るときのポイント

 

 ・入浴後はしっかりと保湿をする

 ・こまめに保湿をする

 

 入浴後は特に水分が蒸発し肌が乾燥しやすくなっているため、しっかりと保湿をしましょう

 できれば気付いたら早いうち(510分以内)に塗るのがおすすめです.

 また、11回よりも2回以上保湿をする方が効果的です!入浴後のほかにも塗るタイミングを増やすようにしましょう

 

 当薬局ではヘパリン類似物質配合商品とワセリン配合商品を取り扱っております

保湿によるスキンケアは季節に関係なく,年間を通じて続けることが大切です.

 気になる方はお気軽にお声掛け下さい