紫外線と日焼けあとのケア

日頃よりドレミファーマシーをご愛顧いただき、ありがとうございます。

 

暦の上では秋になりましたが、暑い日が続きますね

 

日焼け自体は暑い時期に注目されやすいですが、

日焼けのもととなる紫外線は年中降り注いでいるため、

最近は、紫外線対策は1年を通して必要であると言われています。

 

日焼け止めを塗ったり、日傘を差したりして過度な日焼けをしないことは大切ですが、

うっかり日焼けしてしまったという場合はどうすればいいのでしょうか?

 

日焼け直後の肌は熱を持ち、軽いやけど状態であるため、

まずできるだけ早く冷やすことが重要です。

冷やしたタオルやタオルで包んだ保冷剤などを、優しく肌に当てます。

冷やす時は、氷や保冷剤を直接当ててしまうと、肌への刺激が強すぎるので、必ずタオルで包んで使用します。

入浴は皮膚の熱がとれるまで浴槽に入ることは控え、シャワーのみで、こすったりすることは厳禁です。

シャワーを浴びる際は、36~38度くらいのぬるま湯、弱めの水圧で優しく洗い流しましょう。

 

日焼けした肌は、肌のバリア機能が低下し、普段より乾燥しやすくなっています

そのため、冷やした後は肌の水分を補い、保湿を行いましょう。

日焼け後の敏感な肌には、刺激の少ないアロエベラやヒアルロン酸配合の製品がおすすめです。

化粧水は、摩擦を避けて、手のひらで優しく押さえるようにしてなじませます

その後、乳液やクリームで水分の蒸発を防ぎ、肌のバリア機能をサポートしましょう。

 

炎症が落ち着いたら、色素沈着を防ぐために美白ケアを取り入れるのもよいでしょう。

シミやくすみの素になるメラニン色素は、紫外線を浴びてから72時間(3日)後から活性化するため、

その期間はビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白成分が配合された化粧品を使用したり、

ビタミンCやビタミンEのサプリメントで体の内側からケアするのもおすすめです

 

悪いイメージは多いですが、実は紫外線には良い面もあることをご存知ですか?

紫外線を浴びることで体内のコレステロールを材料にして、ビタミンDが生成されます。

ビタミンDはカルシウムの吸収をよくして骨を強くしたり、免疫力を高めると言われています。

 

食事だけではビタミンDは補い辛いため、日光浴はおすすめです。

一般的に、適度な日光浴は10~15分とされているので、日常生活にも十分取り入れやすいですよ

紫外線は避けるばかりではなく、賢く取り入れて健康的な体作りに活かしていきたいですね