キレイで元気になれるバスタイム🛁

 日頃より、ドレミ調剤薬局をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます

 過ごしやすい季節も終わり、じめじめした梅雨の到来ですね今年の梅雨入りは観測史上最も早いと言われています。雨の日は蒸し暑くても体の芯が冷える気がしませんか?水は人間になくてはならないものですが、湿度が高すぎる所に長時間いると発汗がうまくおこなわれず、余分な水分が排出できなくなってしまいます。東洋医学では『湿邪(水の邪気)』が体内の色々な場所に溜まって『冷え』を起こすと考えられています。冷えは万病の元とも言われていますよね

 冷えた体を芯から温めるために欠かせないのが、あったか~いお風呂毎日のバスタイムを、よりうれしい時間にするとっておきの方法をご紹介します

 

お風呂が『冷え』に効果的な理由って

 お風呂に入って湯船に浸かると、疲れが取れたり、ほっとできたり…。それは、体が温まることで血流がアップして、血液が体中を巡り、酸素や栄養素・ホルモン・免疫物質など、私たちの体に大切なものを隅々まで運んでくれるからです。つまりお風呂は、心と体の健康をサポートしてくれる、とても心強い存在なのです入り方を工夫すると、さらにポカポカを感じられるようになります!

湯船に浸かることで得られるメリット

①免疫力アップ・・・体温が上がる=ウイルスが嫌う体内環境に

②血流アップ・・・血液がゆきわたり、酸素アップで疲労感が解消

③リラックス度アップ・・・自律神経が整って、心の疲れも解消

④体力アップ・・・良質な睡眠が促されて、体力が向上

 

事前準備をしておけば、さらにポカポカ~

 浴室との温度差は体をさらに冷やすだけでなく、血圧を急上昇させてしまうヒートショックの原因にも。入浴する前に、簡単な準備をしておきましょう。

①お風呂を沸かした後、入浴までの時間は蓋を外し、蒸気で浴室を暖めましょう。

②脱衣所の扉を開け、暖かい部屋の空気を通しておきましょう。

③お湯の温度は熱く(42℃以上)しすぎないように。

④シャワーからもお湯を出しておくと浴室がさらにポカポカに。

⑤湯船に入る前は、心臓に遠いところからお湯をかけ、体を慣らしましょう。

 

この設定で、ポカポカが長続き

 体を温めるためには熱いお風呂へと思いがちですが…、『本当に体が温まるお風呂の入り方』には目からウロコのポイントが!早速、今日から試してみませんか?

①お湯の温度は40~41℃・・・42℃以上の熱いお湯に入って急に体温を上げると、人の体はたくさん汗をかいて体温を下げようとするため、温かさが長続きしません。

②浸かる時間は10分・・・40~41℃のお湯に浸かる時間は10分で十分。ただし、足りない場合は少し長めに浸かっても大丈夫です。

③肩までしっかり浸かる全身浴で・・・湯船の中の体は水圧で全身がマッサージされているような状態。全身でお湯に浸かるとより血流がアップして、温熱作用が高まります。

 

お風呂あがりのケアで心地よい体が長続き

 アフターケアを取り入れて、ポカポカや入浴のうれしい効果を持続させましょう。

①体を拭くのは浴室内で・・・水分が蒸発するのと同時に体温が奪われてしまうので、浴室内で素早く体を拭いて、服を着ましょう。

②水分補給を忘れずに・・・入浴で汗をかいて失われた水分やミネラルの補給をします。血流改善などの効果も期待できます。

③靴下で足元を温める・・・お風呂の温熱効果を持続させてくれます。ただし、睡眠時は放熱させることが必要なので脱ぎましょう。

④1~2時間以内にベッドへ・・・入浴後1時間半程度で、体温は急速に下がり始めます。このタイミングでベッドに入ると睡眠の質もアップします。

 

 このように、バスタイムは『キレイと元気の源!』少し工夫することで、心と体をもっとポカポカに温めてくれます。これからの時期は暑いからとシャワーですます方も多いですが、浴槽できちんと体を温めましょうみなさんもぜひ、効果的なお風呂の入り方を活用してみてください~