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2月、3月と言えば、バレンタインとホワイトデー
そこで、今回はチョコレートに纏わるお話をさせていただきます
チョコレートの効果
カカオの成分と栄養価
カカオにはポリフェノールという成分が含まれています
体内の酸化を防ぎ、細胞の老化を遅らせ、心疾患やがんなどのリスクを下げる可能性があります
また、ポリフェノールは血流を改善する効果もあり、これにより記憶力の強化に効果的と考えられています
チョコレートとセロトニンと心の健康
セロトニンは、私たちの気分を調整する働きを持つ抗うつ成分で、
不足すると気分が落ち込みやすくなります
チョコレートに含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは、セロトニンの原料となるため、チョコレートを食べるとセロトニンが生成され、精神の安定につながります
ストレス緩和とリラックス効果
チョコレートはストレスを軽減する効果もあります
チョコレートに含まれるカカオは、脳が活動したときに生まれる老廃物アミロイドβの排出を抑える働きがあります
これにより、脳の健康が保たれ、ストレスに対する耐性が向上すると考えられています
美容効果
カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを12週間摂取すると、皮膚の角層水分量の低下を防ぐことが分かっています
また、紫外線による肌へのダメージを抑える効果もあります
チョコレートの適切な食べ方と注意点
チョコレートは砂糖が多く含まれており、板チョコ1枚あたり約280kcalで、ご飯を1杯食べるよりも多いカロリーです
高カロリーであるため、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高める可能性があります
チョコレートの摂取タイミングも重要です
一度に大量に食べるのではなく、午前中と午後の間食時間に分けて食べることがおすすめです
食事の30分前に食べることも効果的です
また、カカオ成分が70%以上のチョコレートを選ぶことが推奨されています
食物繊維が豊富な高カカオチョコレートは、食後の血糖値の上昇を防ぐ効果があります
健康になりながら、チョコレートを楽しみましょう